本日で1月も中間地点。
この15日間の歩みを指標(スピード感、スケール感等々)を用いて考察しています。
今朝のハイライトとしては、『学業成績を気をつけて下さい』と留学先大学の方から警告されたことです。学校の勉強でもエッセンスを抽出しつつ、最低ラインはキープ出来るよう頑張りたいと思います。
さて、本日は個人的にその可能性が大変気になっていたApple Tabletに関する最新記事をお届けします。
1月15日、記事原文:5 Industries an Apple Tablet Could Revolutionize
投稿主:Ben Parr from @mashable
ウェブ上で話題になっているApple Tabletとは一体何なのか?
またその存在はどのように市場を変革するのか?
ソーシャルメディアの最前線をいくMashableからレポートです。
どうぞお楽しみ下さい。
**和訳 開始**
もしあなたがApple Tabletについて何らかの噂を既に聞いていなかったとしたら、おそらくあなたはここ数年洞窟暮らしをしていたのだろう。今月末には発売開始されるApple Tablet、ウェブ上で現在最もホットなトピックだといっても過言ではない。
それと同時に、圧倒的な量とスピードでそれについての噂がTwitterstreamやRSSフィードを通して流れていく故に、その実体を自然と疑い始める心理は十分理解できる。
しかし答えは明確だ。Tabletの登場が潜在的に市場にもたらすインパクトは『革命的』と呼ぶに相応しい。I-Pod, I-Phone同様、今回Appleが手掛けるTabletは消費者のツボをピンポイントで捉えるだけでなく、数々の業界、そしてそのビジネスモデルを再定義するだろう。
今回はApple Tabletが革命を起こすであろう具体例を5つ、厳選して紹介したいと思う。
1. 出版・メディア業界
まずは最も簡単な例から入ろう:メディア業界だ。私達は既にAppleが印刷業界のルールを破壊する、という噂については触れている。アマゾンのKindleが印刷物をデジタル化させるという流れを形成し始めたものの、Tabletはその先を行く。TabletはKindleと比較してより新聞を読むこと、教科書を開くこと、ノート共有をすること等の機能に関して優れているのだ。またWiredはコラボレーションのための準備を早速行っている。
Kindle同様に言えることだが、Tabletの機能面での優位性はシンプルに説明出来る。300ページのハードカバー本や新聞を20紙持ち歩くよりTabletを一枚携帯した方が圧倒的に便利ではないか。業界が既に準備をしているか、いないかにに関わらず、Tabletの登場は『印刷』という概念を『デジタルワールド』へ強制的に連れて行くことになるはずだ。
2.医療業界
数日前、AppleがTabletを医療業界のためだけにデザインしたという噂が流れていた。現時点では医師限定でTabletが作られているか判断が出来ないものの、その噂が流れたロジックは明解である。
始めに、I-Phoneは既に医師にとって人の命を救うための重要なツールとなっている。もしTablet上でアプリケーションが起動可能になればそれは即活用されるはずだ。
次に、Tabletは患者情報を管理するために従来用いられていたクリップボードと代替して、患者情報のデジタル化を実現し、医療関係のデータ取り扱いを非常に便利にするだろう。
テクノロジーとの融合という点において今日まで医療業界は適応スピードが遅れていた。もしその壁を壊す存在があるとしたら、それはAppleだ。
3. エンターテインメント業界
Apple Tabletの登場によって、即効影響を受けると予想されるのはエンターテインメント業界である。Tabletのスクリーンサイズは映画やテレビ番組を見るために十分なサイズだ。そしてもしApple Tabletの3G化という噂が実現するならば、I-Phoneアプリケーションを介してTablet上でデータを利用することも可能になる。テレビアクセスにおける空間という制約の破壊、それが持つ意味は決して小さくないだろう。
また潜在的に影響を受けるのは、テレビ、そして映画体験だけではない。ゲーム業界も全く新しいプラットフォームを手にするだろう。Tabletの最終デザインにもよるが、その存在によって新たなタッチスクリーンゲームが生まれる地盤を作ることが出来る。Tabletが生む変化がI-Podが音楽業界に与えた影響力まで及ばないとしても、そのインパクトは十分考慮すべきである。
4. 金融業界
金融は様々な『部分(貿易、銀行取引、個人金融、インベストメントバンキング等)』で構成される巨大業界である。Tabletはこの金融業界全域に影響を与えられる『きっかけ』となるはずだ。
貿易(取引):俗に言う商人、彼らは瞬間的に取引を結ぶために必要な情報を常に把握していないといけない。
多くの者が現在は携帯電話や特別なデバイスを用いているが、Tabletはそれらのツールと比較してより多くの情報をダイナミックに提示することが出来る。Tabletをどこにいても見かける日は遠くないだろう。
銀行取引:銀行の窓口でもTabletを用いることで容易に情報を管理・共有することが可能になる。またそれを使用することで金融情報の共有、そして支払い方法のルールも変わり、資料の紙ベースの取り扱いが必要無くなるはずだ。
個人資産管理:Mint等のアプリケーションが手の平にあることで、個人資産管理も瞬間的に可能になる。そしてTabletを用いてワイヤレス相互コミュニケーションが実現すれば、支払い方法を根本から変革するだろう。
インベストメントバンキング:取引がより迅速・効率化するだけではなく、投資銀行はTabletを用いることで容易にリサーチを行い、情報交換をすることが可能になる。
適したソフトウェアとインターフェイスの融合で、金融業界にとってApple Tabletは必須プロダクトになる可能性が高いといえる。
5. コンピューティング業界
最後に触れるこの業界については、大きな絵を構想してみたい。私達は長年大きいキーボードを基本とするデスクトップやラップトップを所与として捉えてきた。最近ようやく携帯電話がコンピューティング機能を手にし始めたが、それがコンピューティング業界全体に与える影響は微々たるものである。
ここで想像力を働かせてみよう。もしApple Tabletが新型の『触知性機能』、そして『ジェスチャー対応キーボード機能』を携えていたら・・そしてもしTablet上でタイピングを行うことが出来たら。
もしそれらが実現すれば、Tabletはコンピューティングツールとしてこの瞬間、事実上最高のデバイスになるのではないだろうか。
続いて、それが数個のインプットポートを備えていると想像してみよう、例えば2個USB用ポートが付いているとしよう。その時点であなたの目の前にはマウスとキーボード、そして他の数々のデバイスと接続可能な道具が用意される。Tabletを立てることでコンピューターとして機能し、接続を外すことで一瞬してラップトップを超える携帯可能なデバイスとしても機能出来るのである。
上記の例が単なる思考テストだとしても、そのエッセンスはまさにAppleがTablet制作プロセスを通して実現しようとした点である。もしApple Tabletが『本物』ならば、Tabletの全ての属性(デザイン、インターフェース、機能性)に関して上記のような創造的思考が実現すると期待してもおかしくないはずだ。
ここまでくれば何故メディア、そして何万人ものEarly Adapter達がTabletの潜在的可能性についてここまで噂を立てるか理解して頂けただろう。
最後に。Tabletの革命的なデバイスとしての可能性は本物である。
**和訳 終了**
さて、本日私自身が学んだこと。
それは、ルール(地盤自体)を変革することの面白さ。
AppleはGoogle同様デバイスを創造し続けている。
常に昨日の自分を超えるために、この俊寛をよりワクワクする価値創造のためにを生きる。そのスタンス(生き様)に心がアツくなります。
Apple Tablet今月末には公開らしいので、それまでにいくつかその延長線上で起こせる仕掛けをじっくり考えてみたいと思います。
2010年1月16日土曜日
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