昨晩は誕生日で盛大にパーティーを開いて頂きました。
本当に素敵な形で21歳を迎えることができ、幸せな想いでいっぱいです。
さて、そのモードから切り替えて、本日も『橋』をかけたいと思います。
昨日から引き続きシリーズ第二弾です。(3弾形式の予定でしたが、要約可能だったので今回が当シリーズのラストです。語弊があり、申し訳ないです。)
記事:Social Media Use in the Massachusetts 2010 Senate Special Election
本日は、各候補者のソーシャルメディア戦略により焦点を当てて、見て行きます。
どうぞお楽しみ下さい。
**和訳 開始**
ソーシャルメディア×米上院マサチューセッツ州補選
コークリー氏とブラウン氏、双方のキャンペーンウェブサイトへのトラフィック数は同数だったが、ブラウン氏はソーシャルメディア上でのコミュニティーサイズ+アクションという面でコークリー氏を圧倒した。
その例として、ブラウン氏はコークリー氏と比較すると、Facebook上でのサポーター数を5倍保持し、Twitterでは3倍以上のフォロワー数を誇った。サポーター数に関してさらに言えば、Facebookファン上でサポーターがブラウン氏に応答する確率はコークリー氏のファンページに比べて、2倍も高かった。
ソーシャルメディア上コミュニティーで披露される活動やコミュニケーションは、候補者サポーターが実際にその人間を支援しているということを明確に示すこと指標となる。その例として候補者とサポーターの『繋がり度』が挙げられる。『繋がり度』は候補者のコミュニティーのサイズ・応答スピードをベースに測ることで確認ができ、またキャンペーンウェブサイト上での寄付集金額も参考になるだろう。ここでいう『応答スピード』は、選挙に焦点を置いたオフライン活動にて、ボランティア率等で大きな意味を見せる。
また候補者のソーシャルネットワーク上でのメンバー数(Facebook友達数、Twitterフォロワー数等)は、オンライン上でのファンドレイジング、活動参加率の指標として機能する。例としては、ブラウン氏はソーシャルネットワーク上にて“資金爆弾(=money bomb)”というメッセージを複数回発表したことで、1月11日に1.3億円の寄付金を集めることに成功している。
ソーシャルメディア戦略の比較
ブラウン氏とコークリー氏はソーシャルメディアネットワーク上で同様なコンテンツを配信していたものの、Facebookでの両氏の活動には差があったといえる。
ブラウン氏は自身のFacebookファンページにて1月1日からの投稿数が125回だったのに対し、コークリー氏がその間ファンページに投稿した数は58回だけだった。また、候補者はTwitterの使い方に関しても異なるアプローチを選んでいる。ブラウン氏はコークリー氏に比べ、ニュース関連のメッセージを2倍以上の数投稿。またコークリー氏がフォロワーのメッセージをRTした回数はブラウン氏のものと変わらなかった。総合的には、両氏のTwitter上での更新回数は同数だったのものの、コークリー氏のそれはブラウン氏と比較してより『オリジナル性を欠如』していた。換言すると、同氏はブラウン氏より『パーソナル』な内容のつぶやきも多かったのである。何故これを指摘したかというと、過去の選挙戦を通して、私達(新興メディアリサーチ評議会)は候補者とサポーター間でより強いコネクションが生まれるのは、『パーソナルなつぶやき』より『最新ニュース関連のつぶやき』を流した際だということを発見しているからだ。故に、両氏とも同数のつぶやきをフォロワーに届けているものの、上記の理由から、ブラウン氏の方がより深い関係性をサポーターと構築できたことが推測できるのではないだろうか。
注目すべきツールとは?
ブラウン氏のキャンペーンでは自己ブランド創造ソーシャルネットワークサイトである『Ning』がサポーターを沸かすさらなる要因となったようだ。同氏の“Brown Brigade”というNingサイトは、6000人のメンバーを保持し、同プラットフォームはイベント告知・サポーターとのコミュニケーション取り、キャンペーンブログを発信する場として機能した。Facebook外で個人的な存在感を示したい場合に、Ningはキャンペーン上で魅力的なオプションとなりそうである。
またコークリー氏が自身のホームページにてブログを中心にもってきている一方、ブラウン氏はその50%をソーシャルメディアツールの入り口として捧げているところも興味深い。
コークリー氏はブログを通してキュンペーンイベントをカバー。例としては、バラック・オバマ大統領やビル・クリントン元大統領から自身へのサポート状況を示し、全体的なアップデートをブログ経由で行っていた。しかし彼女の1月中のブログポストはほぼ読者からコメントを受けることがなかったのである。
**和訳 終了**
ソーシャルメディアの活用という新鮮な視点から選挙戦を追ったのが当記事です。
自分としては、やはり前回の『顧客の声を聞くことの重要性』と通ずるメッセージを思い出せました。
自分がメッセージを届けたい人間と、出来るだけ近い距離で会話が可能な場を生かし(Facebook, Twitter etc)・創造する(Ning, Blog)こと。
大事な相手に対する努力・配慮・工夫を欠くと、21世紀は選挙戦も辛くなる、そう思います。
2010年1月25日月曜日
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