さて、では早速ですが、Facebook CEO であるMark Zuckerberg氏が先日午後5時に投稿したブログ記事をご紹介したいと思います。
記事名は:Six Years of Making Connections
革新を日々生み続け、新たなプラットフォームを構築し続けるFacebook最前線の言葉、どうぞお楽しみ下さい。
**和訳 開始**
本日、私達はFacebookの6歳目の誕生を祝います。そして今週で私達のプラットフォームには4億人のユーザーが参加します。つい去年までは、その半分以下へのサービス提供を行っていましたが、『あなた』のおかげで『世界中をよりオープンと繋がる場』へ前進させることが現実化し始めています。
(Facebookがもつイノベーティブな文化について語るZuckerberg氏)
Facebookは私とそのルームメイトによって6年前、『人々がより容易に繋がり、情報を共有し、お互いをより理解するための場』を目指しハーバードにて生まれました。そして、それが人々の人生に対して大事な意味をもつ存在になれるよう願い、今まで走り続けてきたのです。故に、現在目の前でFacebookが成長し、世界中の人々がこのサービスを活用して大きなイベントや小さな気づき、様々な情報を共有し、大事な存在と繋がり合える姿を見ると感動を隠せません。
(商品開発部門副代表のChris Cox氏、新しく発表されたホームページナビゲーション、そしてその他の新サービスについて説明する)
個人的なレベルでも、このサービスがあったことで同級生と持続的に繋がり、家族や同僚ともFacebookをこの6年間成長させると共に、繋がり続けることが出来ました。また、私を含め多くの人々は、『Facebookが互いに助けを求めあい、ニュースを共有し、危機を乗り越えるためのサポートとして機能している』ことには意味を感じて頂けているのでは、と思います。
(『鐘鳴らし』の文化は今も生きる。Faebookでは鐘を鳴らすことは、新しい『何か』がローンチされることを象徴する.)
嬉しい時でも悲しい時、どんな時でも人間は想いを共有し、お互いをサポートし合いたいと考えます。この人類的なニーズこそが、Facebookで働く私達を日々触発し、人々がより容易に繋がり・想いを共有出来るためのツール等、日々革新を起こすための原動力となっています。
したがって、Facebookの生誕6年目と4億人のサービスユーザーと共に、私達は私達が最も得意かつ大好きな挑戦:『人々のために価値を創り、それを共有すること』を実践します。
今晩、Facebook本拠点において、お祝いを行うと共に、人々のFacebook経験をより豊かにするための新機能をリリースします。その中には、幸いユーザーが近年私達にリクエストをして下さった機能が多く含まれます。数時間後に、その詳細については改めてご紹介します。
(従業員は『楽しむ』精神を忘れない)
ローンチパーティー後は、『Hackathon』という恒例のイベントで場をさらに盛り上げます。Hackathonとは、全従業員が徹夜でコーディングを行い、次の機会にFacebookが『あなた』にお届けする新しいアイデアを構築するイベントです。
(Facebook風船はパーティーでは必須道具)
そして改めて。Facebookをあなたの人生の一部として歓迎してくれて本当に有難うございました。そしてFacebook、そのコミュニティーに『誕生日おめでとう』と伝えたいです。今後ともあなたのために新しい価値を提供し続けることを楽しみにしています。
**和訳 終了**
Zuckerberg氏は、その若さからは創造出来ない落ち着いた雰囲気を持っています。
その様子につきましては、以前TechCrunchにて実施されたインタビュー記事を参考にして頂けると幸いです。
Zuckerberg、Y-Combinatorで過去と未来を大いに語る―「落第をFacebook流で切り抜けた」
確認までに、Facebookが自身の存在を通して目指す世界、それは:
人々に『共有』する力を与えることで、世界をよりオープンで繋がった場にすること。
Zuckerberg氏もブログ、当日ローンチパーティーでもこの点については言及しています。
おそらく組織文化としても既に根付いているのでしょう。
全ては自分を含め、ユーザーの人生が豊かになるため
自分も日々使わざるを得ないサービス故に、よりリアルなニーズが分かる。
そしてそれを『この瞬間』創り、提供する。
2010年のスタンダードを背中でもって示すFacebookに圧倒的な刺激を受けます。
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