2010年6月27日日曜日

Chasm Bridge 68: 世界、そして人類に向けたビジョン提示 #wondershake

帰国してから今日で10日。
サンディエゴでの夕陽は見れなくなったけど、日本に来たから見える事がたくさん。



初感

日本は平和だし、変わってるし、とにかく日本人が多い。そして日本語も良く聞こえる。
バカみたいに聞こえますが、それが自分の9カ月ぶりに帰国して感じた日本の第一印象です。
去年から日本は変わらず日本っぽいのです。

それはさておき。この10日間、とりあえず毎日ぶっ通しで人に会いました。
Twitter経由で出会った素晴らしい方々と順調にFace to FaceでMeet up.そして、10日目。今日は思い切ってオフ日に。孫さんの30年ビジョンを見ながら、じっくり内省。

カリフォルニアから日本へのシフトはやはりフレッシュでした。
発見もあればストレスが貯まるような気づきもたくさんありました。ですが感慨深かったです。渋谷はやはり忙しい。けど新宿よりは人間味があるし、躍動感があるので嫌いではないです。

思い返せば、初週は本当にバタバタしました。
まれびとハウスにて開発者15人程を前に行った事業に関するプレゼン。そこでは、自分の『伝える』ことに関しての未熟さや、プラン自体の詰めの甘さについて改めて気づきました。
人を巻き込む情熱と、未来に向けた思い、そしてそれを如何に今の認識に近づけてシンプルに届けるのか?改めてその難しさ、そして圧倒的な面白さを味わいました。今、確実にその経験が生きています。

そしてEvernote日本法人の立ち上げMeet Upに参加したり、去年Street Canvasでお世話になった尊敬する先輩方とお会いしたり、iPhone4を買ったり。また講談社と共に運営するウェブ媒体現代ビジネスにて新コラム『Socialize!』の準備もついにエンジンがかかり、メディアサイド側から声を届ける機会に躍動感を覚えています。自分が担当する範囲はもちろんスタートアップ。どんどん変な(面白い)世界の動きを紹介していきたい。

未来、そして世界へ

そういった面白いイベントも盛りだくさんだったのですが、この10日間で最も意識していたこと。
それは日本にいながらにして、如何に『感性』を豊かに、カラフルに、フレキシブルにキープするのか?

日本にいながら、世界を感じる。
今を生きながら、未来を感じる。

場所とは無条件に、世界中の面白い流れを体中で感じ取ることを心がけました。

日本で満員電車に乗っている際、人が溢れ返る道を歩く際。
自分の中からプレイフルネスがすーっと抜けていきそうなのを感じる。
精神的な疲れが想像力を殺しそうになる。でも、環境を言い訳にしてはいけない



目を閉じればサンディエゴで、シリコンバレーで見た景色、出会った人々がくっきり見えてくる。
カリフォルニア、改めてすっごい環境だったな、と感じる。
そういった思いが、自分の心に火を付け直してくれました。

でも今日孫さんの話を聞いていて気づきました。

何を日本、米国とかって分けて話してるんじゃ!何を今年、来年の話を前提に話しているんだ!と。
もう前提として、世界中の人間は繋がってきている。
日本は今~とか言って日本を差別化している時点で視野が狭い。発想も制限される。

今見ているものを語るのは簡単、誰でも出来る。そして今しか見ないと、思考は停止してしまうし、せっかくのイマジネーションが殺される。

自分は未来を語りたい。未来を人と共にデザインしたい。
日本とか、アメリカとか、自分が今まで住んできたイギリスやナイジェリアを含めた世界についての1年後、5年後、10年後、30年後、100年後の未来を。デジタルでどんどん人と人、情報と情報は繋がっていくから。

日本発!って気張らないで、結果として世界中で盛り上がった価値を創った商品・サービスの裏にMade in Japanって書いてあれば丁度良い。
そう今は考えています。

心の中では世界がどんどんひとつに集約していく。
目指すのは感動する未来。
そして実現するのは、今。そしてここから。

最近は『時間』が流れる感覚が徐々に変わってきました。
1時間が濃く感じる、1時間で出来ると思うことの範囲が広がってくる。

日本にいても、サンディエゴにいても。
イマジネーション次第でどこにでもワープ出来る。
そしてワープすればするほどリアルに出会いたくなる。実際にそこを五感でもって探求しにいく。

そんな生き様に共感してくれる一人でも多くの人と今後どんどん仕掛けていきたい。

そう思いながら、未来について感動しながら、今取るべき行動を練る日曜日です。

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