2010年6月3日木曜日

Chasm Bridge 65: Seth Godinから学ぶ、自分の眼を覚ます『問い』 #wondershake 

サンディエゴでの勝負も残り10日。俄然盛り上がってきました。

さて最近特に意識していることは、『面白く』生きることです。
(ここでの面白くはFUNNYに近いです)

事業はもちろん、日常的に触れる全ての出会いは偶発的な可能性で満ち溢れている・・そう考えると、もっともっとそれを掘り下げたくなります。現状を認識することはもちろん大事です。しかしWHAT留まりは個人的に嫌で、それよりオリジナルでいた方が楽しい。問いが溢れ出ると、自発的に出会いを掘り下げ始める。
その過程で、『これあったら面白い!』が自然と飛び出てきます。



そういったアプローチが五感的に納得がいった故か、ここ数日は思考が常に敏感反応する。
これにはiPad×Evernoteのやり方が非常に効いているとも感じます。毎朝1000件程ブログに目を通して、50件程Evernoteにぶち込み、一件づつ様々な時間・場所にてじっくり読み掘る作業。慣れてきましたし、効率性も上がってきました。

そういった背景を踏まえ、本日はSeth Godin氏のアドバイスを紹介。
自分の全てを出しきって毎日を生きているのか?、その指針になると感じています。
以下16点、検討に当たると思うので、どうぞお楽しみ下さい。

1.あなたは誰を喜ばせたくて仕事をしているのだろう?

2.あなたは生計を立てたいのか、変化を起こしたいのか、それとも歴史を変えたいのか?

3.あなたが成功を収めた時、世界の景色はどう変わっているのだろう?

4.新規顧客を増やすことが重要なのか、それとも既存顧客との新密度を高めることが大事なのか?

5.あなたはチームで働きたいか?もしそうであるなら、どのくらいの規模のチームか?

6.あなたは終わりが見えないプロジェクトにぐずぐず時間を投資したいのか、それとも自然体で成果を出せるプロジェクトを実行したいのか?

7.あなたは全力で自らのサービスを売り込みたいのか、それとも買い手が自分のドアをノックするのを待っているだけなのか?

8.あなたは次のどちらだろう。新しいカテゴリーを創る人間か、同じカテゴリー内で競争する人間か?

9.もし第三者から投資を受ける場合、それを何とでも返す準備は出来ているのか?

10.あなたにとって個人的な成長はもう十分だろうか?それとも現在のプロジェクトはあなたを次のレベルにステップさせるような刺激をしてくれているだろうか?

11.次から選んで欲しい。顧客を引っ張り、彼らに挑戦をさせるのか。彼らが欲しいものだけを与えるのか。

12.成功したと感じるまで後あなたはどれくらい待てるのだろう?

13.あなたにとって完璧でいることは重要か?(公共の場で失敗することを避けているのか?)

14.あなたは顧客同士がお互いを認知した方(Sethの言うTRIBEな状態)が良いと考えているのか?それとも顧客同士は匿名かつ離ればなれであった方が良いと考えているのか?

15.あなたは失敗、消滅、辱めという名の境界線のどれだけ近くまで飛べるだろうか?
(そして、どれだけ他者からの批判にオープンでいらえるのだろう)

16.『多忙』とはどういう意味なのか?この言葉から想像できるイメージをあなたは描いているだろうか?


Seth氏が最後にも述べていますが、私達の多くは直ぐ成果が出る答えを求めがち、そう自分は強く感じています。

残念ながら、この時代に絶対成功する方程式なんて存在しません。
短期的に成果が出ても、それは歴史を変えること、世界は持続的に面白くすることは難しいはず。
また、そんなものがあったら逆につまらないでしょう。偶然性のかけらもなくなってしまう。

短期的な答えよりも、やはり大事なのは『問い』。
問いは一見バラバラに見える点を繋ぐ、私達一人一人がもつ最強の武器です。個別の出会いを無駄なものとして捉えるのは、直ぐ答えを求めるから。
1日は誰にでも平等に24時間与えられます。短いようで、一息つくタイミングはいくらでもあるはずです。
(もの凄い忙しくて何も出来ないって人はイメージ出来ますし、理解出来ます。しかしこれも究極的には言い訳なのかな・・と最近は強く感じます)

問いを通して、想像力は解き放たれ、イノベーションが生まれる。

当たり前かもしれませんが、この時代はウェブと少しの時間さえあれば、誰でも情報をこの瞬間獲得出来る。WHATだけ追っても、答えだけでは変化は生まれない。
少しの達成感はありますが、クリエイティブな価値は生まれないでしょう。

そして、皆が均一的な考え方をしているようではつまらない。
日本が、世界がつまらなくなる。

だったら。
オリジナルな味をもつ人がたくさんいたら、日本もどんどん面白くなる、そう思います。

そのために自分は勝負したいですし、こういった仕組み時代も、事業を通して実現したいと思っています。

引用記事:
16 questions for free agents

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