再び『風』が感じられる。
子供の時は毎日感じていたこの匂い。日が沈むまで外で走りまわった昔の感覚。
2010年4月、少年時代の感覚が戻ってきました。
事業構想のためにほぼ全ての時間を使い、そのプロセスを楽しみ切りました。
『世界に終わらない子供心を。
そして日本発、世界で初めての試みを実現すること』
こんなバナーを掲げて。
サンディエゴに来てから8カ月以上が経ちました。
ジョブズの話に近いのですが、現在はそこからの学びの1つ1つが繋がっていくのを感じています。
ワクワクして寝るのが惜しい感覚。
4月を経て実感したテーマ、それは『Don't Say it, Do it』
人の話を聴くことは楽しいですし、『楽』です。そして人と出会うことももちろん大事です。
しかし、それだけでは世界は変わらない。
結局のところ自分が本気でやろうとしていることを人に伝え、そこから生まれる化学反応で人は強くなっていく。そう最近痛感しています。
本日は現状を再認識するためにも去年からの歩みを整理し、自分が思考錯誤の中から得た教訓を共有したいと思います。これも一つのChasm Bridgeになる、そう信じています。
去年の9月、鈴木 仁士はサンディエゴに渡米しました。
9~12月はひたすらソーシャルウェブを通して様々な人と出会いました。何を果たしたいか、志は定まっていなかったものの、米国に来ているのに世界が小さくなっていく感覚を味わい、感動をする。Twitterを夢中に使った日々。本当に多くの方から励ましの声を頂きました。
毎日次のステップを考え抜き、考え抜き。そしてある日、肩の荷が下りるかのように気づきました。
12月、ついに現在の事業コンセプトの芽を発見したのです。
そして2010年のスタート。それは当ブログ"Wonder Shake"の始まりでもありました。
1~3月はとにかく、がむしゃらにぶつかった。
毎日ブログ記事を1000件以上読み、ブログに1日1投稿を行い、ソーシャルウェブでどんどん人と出会った。
そしてメンターと自分が尊敬する方々とスカイプを通じてお話をし、自分の挑戦の意義を確認しようとした。
人の話から学ぼうと勤めました。
しかし、まだまだ甘かった。そう気づいたのは3月最後に訪れたシリコンバレーの経験でした。
結局は口だけだった。
自分は事業構想に自信とアツい想いがあったものの、それ自体についてのフィードバックを無意識に避けていたことに気づきました。自分のアイデアを子供のように守っていただけだった・・そうシリコンバレーでハッと認識したのです。多くの方からフィードバックを頂くことを通じて、自分の弱さ・甘さが露呈しました。
Don't Say it, Do it
悔しさと共に、そんな言葉を自分にぶつけていました。
何となくやりたいのか?それとも本気でやりたいのか?
本気で今年中にやるのなら、悠長に語っている暇はないだろう。
自分は改めてまだまだ弱いし、小さい人間。口だけだった。
だけど、このコンセプトには賭けていた。
自分は結論として、Do Itを選びました。
そして4月からこの日まで、一瞬も立ち止まることなく走ってきました。
1日1日、事業アイデアと共に成長していることが実感出来た。
打算、不安を捨て去った後に残ったもの。
それは、純粋な楽しみでした。
正直言って、現在の構想に自信はあります。
そして進む過程でぶつかるチャレンジにも逆にワクワクしています。
このアイデアでどこまで突き進めるか、世界を驚かすことが出来るか非常に興奮しています。
日本に変えるまで残り丁度1ヵ月。
サンディエゴは自分を成長させてくれました。
そして最近強く思います。
本当にこの年で世界へ出れて良かった。
このタイミングは絶妙だったと信じています。
ソーシャルウェブというインフラが日本でも丁度盛り上がっていたこと。
そしてそのツールをフルにレバレッジしようと試みることが出来たこと。
21歳で自分の世界での立ち位置、日本の立ち位置がくっきりと見えました。
まだまだスタート地点に立っただけ。
しかし今なら『風』を感じられる。
この風を感じながら走り抜きたい。
バットをフルスイングしても、後悔しないくらいの自分の全てを出したい。
日本から世界へ。
心の底から実現したい!
そう感じている今の自分は、やっとWonder Shakeを体現しているのでは、と感じています。
2010年5月14日金曜日
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そうッスか。。。もうコッチに来てから8ヶ月か~
返信削除FBからリンクたどってきてブログ読み始めてからもう二時間、面白い書き込みばかりでもう終わんない!?!?! wwww
鈴木先輩、もうUCSDも一ヶ月ちょっとしか残ってないけれど、これからもヨロシクおねがいします!