さて、今週は学校の課題が怒涛のペースで来ていました。
昨晩は久しぶりに徹夜をし、朝6時に海岸へ。光の具合、空気の透明さがいつもの感覚と異なり非常に新鮮でした。
さて、ブログに投稿する内容の比率がホットトピック紹介から、自分のアウトプットに偏ってきたことを感じる中、本日のエントリーは:
ソーシャルメディアを何故個人・組織が使うべきか?という『問い』についてフォーカスしたいと思います。
TwitterやFacebookを個人や組織が使っていて、あまり面白くない・・という意見を時折聞くことがあります。欲しいレスポンスが帰ってこない、時間の無駄、現実世界での出会いの場を奪っている等のコメントです。そういった方々の意見を聞くと、以前触れたソーシャルスペース上でのマズローの欲求ピラミッドについての記事を自然と思い出します。
記事:Chasm Bridge 30: ソーシャルメディアの成功とマズローの5段階欲求モデルの関係性とは? #wondershake
おそらく『自分』という枠のみで、ソーシャルな舞台に立っても面白みは限定的なのでは、と私は感じています。承認欲求や自己に囚われいると、ソーシャルシーンが私達に提供してくれている機会を最大化することは出来ない。
Give&Takeという形式に拘るのではなく、より本能的・感覚的な世界観の必要性を自分は感じています。
冒頭の『問い』に対する自分の中の暫定的な答えは、ソーシャルメディアを通して私達はシンクロニシティーを味わい、新しい形の『シナジー』を創出出来るということを最近特に意識しています。
シンクロニシティーとは『同期化』であったり、共鳴することです。それはお互いが描いているビジョンが何故か自然と一致した時に抱く感覚。
また、シナジーとはご存知の通り、1+1≠2でも、それ以下でもない状態。お互いが最大限頑張って引き出せる力が1だとしても、それらが繋がり合うことで、足し算ではなく『掛け算又は乗数効果』を現実に起こすこと。
そして何故『新しい形』のシナジーと述べたかというと、これは常に指摘していますが、ソーシャルプラットフォーム上ではシナジーが生まれる速度・深さ・広がり方が昨日とは異なるからです。デジタルな世界にて、今まで会ったことのない(会うことが出来なかったかもしれない)魅力的な人物と、圧倒的なスピードで繋がり、それを機にリアルな世界でのより深く、規模のある繋がりが生まれるプロセス。
自分の世界観や、目的意識、達成意欲が明確であればある程、それらはソーシャルプラットフォーム上での行動に自然と(勝手に)表現されます。ちょっとした発言だったり、検索するタグだったり、人との出会い方はリアルでもデジタルでも意識次第で激変するのです。本当にその価値を生かせるかは自分次第、ユーザー次第。
そしてその結果、同様の活動を行っている先駆者の方々や潜在的パートナーと『シンクロナイズ』する経験を味わいます。その時、場には優しい・ワクワクする空気が漂います。(デジタルですが、明らかに感じます)
これはある意味、チクセントミハイが提示した『フロー体験』のデジタル版です。(先日オリンピックのスキーを見ていて、改めてフロー体験の凄さを意識出来ました。)
まとめますと、ソーシャルメディアを使うとしたら、何故私達はそれを使うべきなのか?
それは、デジタルな機会を通して、リアルな世界にインパクトを生むシナジー効果を経験出来るから。
また以前ご紹介した『効率性』という範囲にも入りますが、ソーシャルメディアというこの舞台の面白さを味わい尽くすには、そもそも情熱を捧げられる『何か』があるという前提が必要なのかとも思います。
世界中には信じられない程、自分の関心のある世界における『凄い』人間がたくさんいます。
本当に、本当にたくさんいるのです・・日本だけじゃありません。世界中の人間です。
それなのに、今の自分の世界で満足してはもったいない。そう自分は考えます。
そして世界中の『凄い』や『驚き』に会うための旅のチケットは既に『用意』されているのです。
挫折や感動、涙や笑いが約束された最高の旅。
その搭乗券を破棄すること、シナジーを起こす機会を自ら捨てること程もったいないことはない、と私は感じます。
この旅のダイナミックさ、面白さを最近特に、肌感覚で感じている自分は、上記の内容を強く意識しています。
ソーシャルメディアの使い方によって、私達は非常に面白い方々と『創造性』を引き出し合い、不可能だと想われていたことを可能に出来る。
舞台は目の前にあります。そこでどういった化学反応(ケミカル)を起こすのか?
それは全てこの問いに対する自分の答えによるかと思います。
あなたにとってのソーシャルメディア、『1+1』の答えは何になっていますでしょうか?
一度立ち止まることでその次の瞬間から生まれる価値は、無限大だと感じます。
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