昨晩友人のmeriko氏と徹夜。今朝、サンディエゴ空港にて彼女に別れを告げ冬学期モードに一応戻りました。
さて、本日も俄然『Chasm Bridge』シリーズは続きます。
1月12日のエントリーは:Zen and the Art of Twitter: 4 Tips for Productive Tweeting
投稿主は、@mashableのSoren Gordhamer氏です。
2009年トレンドとなったプレゼン書籍プレゼンテーション Zenからも読み取れるよう、米国では劇的なスピードで情報が生まれる時代に、『ZEN(禅)』への回帰が重要視されているようです。
そこで今回は『Twitter×Zen』というコンセプトで展開された@mashable記事をご紹介したいと思います。
Twitter利用者は必見だと感じました。どうぞお楽しみ下さい。
**以下 記事和訳**
Twitter上にて『つぶやく』ことは容易です、しかしTwitterに始まるソーシャルメディアツールをバランス良く・効果的に使用することは簡単ではない。日によってソーシャルウェブ上で活動することで自らの全体的なパフォーマンスが向上することもあるだろうが、多くの場合私達はそれを利用することで一日をスッキリせずに終えていないではないだろうか。
本日はソーシャルウェブでの時間を最大限有効活用したい者にとって、ZEN(禅)の教えから学べることが非常に多いことを紹介したい。あなたの経験向上のために下記ガイドラインを参考にして頂ければ幸いである。
1.初心意識で挑戦することの重要性
『初心者には無限の可能性が見えるが、専門家には少ない可能性しか見えなくなってしまう』。ある禅マスターは述べた。
最近は自らをソーシャルメディアの専門家と名乗る者が後は絶たない。例として、Twitter上では15,700人の人がソーシャルメディア専門家だと主張している。
専門家であることに何ら問題がある訳ではない。彼らはある程度スキルと知恵があることだろう。しかし、問題は私達がどれだけ現在既に知っているか?ではなく、どれだけソーシャルメディアを使用することで私達が新たに学びたいか?なのである。
専門家だと主張する者の多くは、新たな学びに対して一般的に閉鎖的な傾向がある。ソーシャルメディアの世界では情報が毎日更新されルールが破壊されていく。昨日のスタンダードが今日は通用しない、そんな時代なのである。故に過去に知ったことよりも、『今』何を学んでいるか・知っているかが重要なのだ。
【教訓】
ソーシャルメディア上では既に自分が知っていることに固執せずに、まだ出会っていない価値にフォーカスしよう。
2. 自らが欲しい(Takeしたい)ものを提供(Give)しよう
ある禅学生が教師に訪ねた。
『私は大変落ち込んでいます。どうすればいいでしょうか?』
教師はこう返答した。
『周りの人間を元気にしなさい』
ソーシャルメディアを使用することで、ビジネスから社交ライフまであらゆる形で私達はその恩恵を授かることが出来る。そのおかげで私達は非常に多くのことを得られると同時に、自身が人々に与えられる価値もたくさんあることを忘れてはいけない。禅の教えに基づけば、自分が欲しいものを相手に与えることが重要である。もしあなたがFacebook, Twitterを経由してより多くの顧客と出会いたいのなら、周りの人間が顧客を見つけられるように手を差し伸ばそう。もし自らがより多くの承認を得るべきだと感じるのであれば、あえて相手を承認・誉めよう。もしより多くの人にRTをして貰いたければ、まずは自分から相手をRTしよう。
もし私達が自らの利害関係だけを意識してソーシャルメディアを使用すれば、その行動はあなたの周りに『壁』を形成することに等しいのである。自らが欲しいことをまずは相手に提供することで、長期的にその想いはあなたに返ってくる。
【教訓】
『自分だけが』ではなく、『相手』が何を得られるかを考えよう。
3.人ためになるコンテンツのみを投稿するようにしよう
『沈黙を極めるまで話すべからず』禅の教えにこうある。
ソーシャルメディアは私達に世界中とリアルタイムで繋がる様々なツールを提供してくれる。だがどうやらソーシャルメディア上での『アクティブ』の意味が、『頻繁に投稿を行うこと』と解釈され、自身が一日中何を行い・考えているかを伝える場だという勘違いがユーザー間で生じているようである。
しかし素敵な音楽同様、Twtiter, Facebook上でも私は『音と沈黙』のバランスを何よりも重要視したい。投稿する量ではなく、私達の多くがフォローしている方々から期待しているのは『質』の高いコンテンツ共有である。
【教訓】
空白を埋めるために投稿するのではなく、それに付加価値を与えるために動こう
4.異なった視点で世界を見よう
石井葵氏はこう述べた。
『もし同じ景色を異なった感覚で観察したいのならば、あなたはその見方自体を変えないといけない』
禅がもつ素晴らしさをソーシャルメディアに適応する際に大事なこと。それは禅コンセプトを用いた外部世界への適応以上に、内部(自分自身)の世界の認識転換である。コップに水が半分しか入っていないのか、半分もまだ入っているのか見方はあなたが選べる。水が半分コップに入っている事実は変わらないのだが、感じ方は変えられるのである。
Twitter上のフォロワーを他人と比較すること(例えば4000万人のフォロワーがいるAshton Kucherと比較・・)は、あなたに自然と他と『競争』するようなインセンティブを与えることだろう。一方ある人は20人のフォロワーがいる際に、『20人もしっかりと自分のつぶやきを確認したい人間がいるのか!』と喜べるのである。
問題なのは表面的な『数』ではなく、その数・成果に対する自らの感じ方・認識だ。
【教訓】
他人と自らを比較する時間の無駄使いは辞め、より自らの認識(精神的アプローチ)に焦点を当てよう
【結論】
私達は自然とソーシャルメディアを日常的に活用する時代に生きているが、問題はそれをどう『自分』に合った形で効率的に生かすかである。中国のかの昔話のように、凄まじい速度で馬に乗った人が『行き先は馬に聞いてくれ!』と言うように、私達も『行先はTwitterとFacebookに聞いてくれ!』と返事をしてしまうのではないだろうか。
もし馬やソーシャルメディアにリードを取らせてしまったら、私達の時間は無駄に消えて行ってしまう。
TwitterとFacebookは素晴らしい道具であるが、その力を最大限生かすためには使用者である私達の認識・感じ方が変わる必要性がある。初心に戻って常に学び、相手に価値を提供し、ためになる(質重視)コンテンツを投稿し、ポジティブなマインドセットを保つことでソーシャルメディアという馬も私達は乗りこなすことが出来るはずである。
**和訳 終了**
個人的には『禅×ソーシャルメディア』というコンセプトには共感するところが多かったです。
ソーシャルメディアに関係なく、どんな道具を使う際も、その『使い方』・『認識次第』で結果は本当に変わる。
以上の4点を意識することで、ソーシャルメディア(Twitter, Facebook etc)に参加するワクワク人間が増えればそれは非常に面白いことだと感じます。
2010年1月13日水曜日
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