さて、昨日・今日とバタバタでしたが、本日はがっつりエントリーします。
昨日の収穫としては、@ihayato氏経由で12 Secondsと出会えたことです。Twitterが用いた140文字という制限の動画バージョン。このサイトにアップロードされる動画は全て最長12秒なのです。それがTwitter, Facebookともアカウントが連動して提供されるサービス、凄まじい可能性を感じます。そして、そこから学ぶことがたくさんあるのでワクワクもします。
前置きはここまでにして、1月29日の参考記事は:Top 10 Florida Social Media Companies
ソーシャルメディア関連の切れ味抜群のサイト:Social Freshからのお届けです。
『フロリダ』と限定的なわけですが、ここで展開される企業活動からは普遍的な学びがあると感じます。
参考までに、ご覧になって頂ければ幸いです。
ではお楽しみください。
**和訳 開始**
当然かもしれないが、リストのトップに来るブランドはオーランド地域に存在するディズニーだ。しかし、聞きなれないことかもしれないが、フロリダにて展開される企業のエキサイティングなソーシャルメディア活動の中心、それは飲食業界なのである。バーガーキングからアウトバック・ステーキハウス、バッファローワイルドウイングスの代理店、スモ―キーボーンズ、そしてメルティングポットまで、飲食業界がソーシャルメディアの活用を非常に積極的に行っているのだ。
他にもトレンド創りに長ける企業達:クリスピン・ポーター、マインドコメット、そしてIZEAもランクインしている。これらの企業の活動はソーシャルメディアという風景を一変させるほどの影響力があった。
今のところ脚光を浴びていないが、大企業・そして政府政策グループに対して重要なソーシャルソリューションを提供してきたインゲージ・ネットワークス(旧ネイバーフッド・アメリカ)。そしてブランドブログソリューションを開発してきたVoce Communicationsも見逃せない。
始めに総括してしまうと、太陽が暖かいフロリダ州におけるソーシャルメディア活用は根強いといえる。そしてフロリダを超えて、国レベルのトップクリエイティブ、イノベーター集団の中でも、上記の代理店、ブランド、そしてベンダーの存在感は光っている。
フロリダ州のオーランドに位置するディズニー。彼らは自身の全オーディエンス(母親、父親、家族、ファン)に対して複数のブログ投稿・コミュニティー形成に時間を投資してきた。また彼らのWhat Will You Celebrateキャンペーンの一環として、最近はユーザーに『友人のために動画を制作出来る機会』を提供し、定期的にテーマパーク名を変える等の活動を展開することで、ディズニーはバイラルヒットを記録した。
フロリダ州、マイアミ発のクリスピンポーターは業界を牽引するソーシャルメディアを主体としたクリエイティブな活動で広く認識されている。コークゼロのプロファイル写真Facebookアプリケ―ションを始め、アメリカンエクスプレス主体のスモールビジネスソーシャルネットワークオープンフォーラム、そして新ロゴのプロモーションで用いて議論を招いたクラウドスプリングの活用。また最近更新されたホームページで彼らは特に透明性とソーシャル性を重要していることが見受けられる。
フロリダ州、マイアミ。バーガーキングは常にマーケティングにおける重要な機会と経験を威力的に勝ちとってきた企業といえるだろう。2003年初期のバイラルヒットを始め、サブサービエントチキン、2006年には自身のゲームをXbox上で立ち上げ、最近ではFacebook上の友達をいくらのハンバーガーと取引をするか試すウォッパーサクリファイスキャンペーンも実施している。
フロリダ州ネープルズで活動を展開するIngage Networks(旧Neighborhood America)はソーシャルエンタープライズソフトウェアの『発電所』と呼ぶにふさわしい。彼らは何年も大企業ブランドや政府に対してソリューションを構築してきた実績を誇る企業だ。その中の例としては、CBSニュースが彼らの膨大なオーディエンスをクラウドソーシングの形で巻き込む仕組みを創ったこと。Foxニュースのためには、ユーザー発のニュースコミュニティーであるuReportを立ち上げたこと。またケンタッキーフライドチキンやその他の飲食系企業はIngage Networksが擁するソフトウェアをレバレッジすることで斬新なモバイルマーケティングを可能にした。そしてコダックも彼らのソフトウェアを活用してアイデアセンターコミュニティー活動も盛り上げることに成功した。
フロリダ州、オーランドに位置し、スポンサー主催のオンラインコンテンツに関する議論や論争の最前線にいる企業、それが IZEAだ。IZEAコミュニティーではブロガー同士・広告主が繋がる場が提供され、そこから非常に開放的で透明性を重視したパートナーシップが生まれたきた。また彼らはSponsoredTweetsという活動でも同様のアプローチを取っている。IZEAはブロガーとソーシャルメディアユーザーが『メディアの主役的存在』となるために努力を惜しまない。
Voce Communicationsはフロリダ州タンパを中心にマーケティング&コミュニケーションコンサルタンシーを提供する一流企業だ。彼らの活躍のハイライトとしては、eBay Ink, eBayオフィシャルブログ、Playstationオフィシャルブログ等のウェブ上で非常にアクティブにブログ活用を行うビッグブランドに対するサービス提供が挙げられる。
Mindcometはフロリダ州オーランドに位置し、彼らはブログ&バイラルマーケティングに数年力を入れていた。そして初期プロジェクトであるBlogs in Spaceでは1000ドルの予算を基に、オンライン上で非常に大きなバイラル運動を巻き起こし、彼らのコンテンツと繋がるためにオフラインでも大勢のブロガーが活動に参加。また彼らは自身のプレゼンスをマーケティングするために巧妙にブログでのニッチ市場を生かしてきた。そしてMindcometは力強いソーシャルメディアプロジェクトによってSea Worldを成長させ、iPhone上では高度なゲームを開発し、彼らの活動を支えるプロボノ活動をCommuniCauseを通してクラウドソースもしている。
フロリダ州タンパ、22squaredはレストランのBuffalo Wild Wingが彼らのFacebookオーディエンスのために『容易に動画共有できる機能』を搭載した、インタラクティブなメディア体験を創造した。またCBS SportのSports Fantasy Footballという番組ともプロジェクト実施し、The Locker RoomというSmack Talkも展開している。
フロリダ州オーランドに拠点を置くPUSHは、従来レストランのチェーンシステムが抱えていた問題を解決するために、ローカル、そしてナショナルな存在感を総合的に示すためのソリューションを提供してきた。新鮮かつインタラクティブなウェブサイト、コンテントマネジメントシステム、モバイルサイト、iPhoneアプリケーション、企業用MySpace・Facebookページ等を活用することで68個にも及ぶレストランが独自に運営していたそれらのページを統合したのだ。また彼らはその延長戦上で、Tijuana FlatsやMelting Pot等のレストランとも密接に協働し、彼らがソーシャルメディアを通してのブランディング活動に勢いを与え、Facebookアプリケーションを生かすことでコミュニティーの拡大も目指している。
フロリダ州タンパに位置するOutback Steakhouseは>Facebookを自身のソーシャルな取り組みの拠点と捉えている。彼らが最近実施した無料"Bloomin' Onion"キャンペーンでは、Facebookのファン数が50万人に跳ね上がることも確認出来た。それと並行して、Twitterにても複数の試みを行い、ソーシャルクーポンの共有、彼ら独自のバージョンでオンラインFantasy Footballプロジェクトも展開している。
**和訳 終了**
様々な企業の活動が当記事では紹介されていたわけですが、個人的にその中で光っていると感じたこと。それは企業と企業同士、企業と顧客同士の『繋がり』の重要性です。
よりインタラクティブにサービスを展開し、それが出来る限りユーザーのライフスタイルの一部になるようにメッセージを込め『場』を創造すること。
非常に大事だと感じます。
そもそもソーシャルメディアの本質、性質とは何なのか?
それを前提として捉え上で、実際に自分達が取るべきアプローチは何なのか?
その計画を立てる方向性で、クリエイティブなアイデアを出していけば非常に面白い仕掛けが生まれるのでは?
そう強く思います。
2010年1月30日土曜日
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