さて、本日で2010年も初週を突破しました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
本日は、少々深いメッセージです。
自分がこの人生で築いた生きる上で重要視したい4つのサイクルを紹介したいと思います。
過去の経験・今まで出会った人々の経験を下に思考錯誤し、確立した人生に感動をもたらす4 Cycleとは:
『Inquire→Inpsire→Create→Share』です。
では説明させて頂きます。
1.Inquireとは、『問う』ことです。私自身がそもそも哲学に愛着を覚えていることもありますが、生きる上で『問い』を立てることは必要不可欠だと認識しています。
情報が溢れかえる21世紀故に、私達は便利性を追求します。より早く、最も正しい答えに辿りつく。そう考えてしまうのではないでしょうか。私も一時期この罠にはまり、逆に不満を覚えました。
私は、100個の答えを出すよりも、1つの本質的な問いを立てることの方が重要だと考えています。『What』レベルの情報ならニュースでも、Google検索エンジンでも外部的にすぐ誰でも手に入れることが出来るようになっています。そこで、『あなた』らしさ・自分が信じられる答えを導出するには、まずは『Why』に近い、『問い』を立てること。そこから始めます。普段見過ごしている自分の中の『当たり前』をあえて疑ってみる。そもそもなぜ、こうなっているのか?無条件な価値が光始めるまで、徹底的に『問い』を出していきます。
またいきなり『問い』など、出るか!と感じる場合でも、最後のステップまで読み進めて頂けるとスッキリされると思います。今のところはそうなのだな、と理解を示して頂ければ幸いです。
2.Inspireとは『驚く』こと、『感動』することです。最初のステップで紹介した『問い』によって、私達は新たな世界に出会うことが出来ます。今まで見ていたが、無視していた視点・物事、そもそも見えていなかった・知らなかったことと初めて出会える。この『Inspire』ステージにて、私達は『子供』の感性を取り戻せます。いつも見ていた同じ景色に、常識に違和感を覚え、好奇心が劇的に芽生える。
そして、今見える現実を違う視点で見たくなる。変化を起こしたくなる。まだ見えない未来を見る。・・気づくと、流れるように自分の内側から『アイデア』がこぼれ出る。この段階が『Inspire』、このフェーズに入ると俗にいうフロー体験が起きると私は認識しています。
『驚き』を感じた人間は、自然と『何か』を創りたくなる、そう私は感じます。
3.Createとはイメージを具現化することです。『Inspire』ステージから得た、『アイデア・イメージ』を形にしていきます。ここにきて初めて『How』が重要になってきます。もし(IF)こうなったら、(THEN)現実はこうなる。という因果関係を自ら確立し、そのためのステップを出来るだけ具体化していく。とてつもなく大きく見えるゴールも、ステップ・階段化すれば現実化する。現在どれだけすごく見える先駆者・偉人と呼ばれる人々も、プロセス思考で0から彼らの歩みを追っていけばその成功に納得がいきます。
イメージを出来る限り言語化し、指針となる最低限の航海図を描き、とにかく『今』創り始める。明日ではありません、今です。私が尊敬するRoom to Read創業者のJohn Wood氏も述べているように、『Get Stuff Done (GST)』が大事だと思います。とにかく最後までやり切ること、そのために今、『Inspire』ステージから得た夢の一歩を踏み出すこと、具現化すること。
4.Shareとは、同期化・共有することです。私達は1人で生きていません、多様な人間と同じ地球で生存しています。それ故に自分だけではコントロールできない要因もあり、不満を感じる局面も当然ありますが、しかしそれも認識次第。人は人と繋がるために生きていると私は思います。『Create』ステージに本気で(本気で!)取り組んでいる姿を、その勢いを誰かと『共有』することで、自然と周りにはあなたと同じ夢・イメージを見た人間がきっとあなたを支えてくれます。『想い』は『想い』を繋げる。2010年、ソーシャルメディアのポテンシャルを生かし、あなたの声を世界に届ければ、世界は動く。
そして、その姿はまた新たな人を刺激します。驚かせ、感動させます。アツいメッセージを受け取った私達は自然と『問い』を出します。こう世界を見たら、もっと面白いのじゃないか? なぜこの人はここまで本気であることに取り組んでいるのか?自分は本当に本気で生きているだろうか?これしか方法はないのだろうか?今まで自分の知っている人間からはこう言われてきたが、本当はどうなのだろうか?『問い』が溢れだす。気づくと子供のように、何もかもが新しく見える。
そしてサイクルはスタートに戻り、好循環がグルグルと生まれる。
この4つのサイクルを毎日、実践するよう努めています。
この記事を書いている際も、自分に言いきかせていました笑。
『今』に感謝をしつつ、より面白い未来を描くために『今』を越えていく。
この『4 Cycles of Life』は鈴木仁士の生き様、アイデンティティーかもしれません。
問い続け、感動し続け、創り続け、共有し続ける。
まだまだ未完成、しかしチャレンジし続けます。
世界中の人間と『驚き』で繋がるために。
2010年1月9日土曜日
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