2010年3月10日水曜日

Chasm Bridge 47: 48時間以内に5つのスタートアップを創りだす『旅』が始まった #wondershake

本日はようやくTED×Tokyoと繋がり、チームに参加。
5月の講演に向けて、サンディエゴから貢献して行きたいと思います。
また@mizuirosky氏とのスカイプ対話で事業内容を改めて深めました。
まだまだ考えるべきことはありますが、2つのトレンドを確実に感じています。

1)Mobile Location Based Service (MLBS)の深化
2)ユーザーが欲する情報に対するフィルターリングの発展

まだ内容は公開出来るステージではないのですが、私達がやろうとしていることの根幹は『位置情報』と『ユーザー好奇心』が肝。
ユーザーが無意識に欲する情報を、先読みして提供していこうと思います。
そういったアプローチに関して現在改めて構想中。

さて、本日は相当エキサイティングな動きを発見したのですかさず紹介します。



記事原文:The Startup Bus Gets Rolling
投稿主はThe Next WebのKim Heras氏です。

イベント名はその名もStartup Bus。直球です。
ソーシャルメディアの力を用いて、こういった起業家の腕が試されるイベントが行われていることが素晴らしいと感じます。

その衝撃的な内容をどうぞご確認ください。

**和訳 開始**

ウェブサイト設立・自動車・他ツールの準備に何十日と時間がかかってしまったが、スタートアップバスは SXSW festivalに間に合うよう、オースティンに向かいサンフランシスコを満を持して出発した。

ルールは至って簡単だ。25人の起業家が1台のバスに乗り込み、2日内に5つのスタートアップを創りだし、オースティンにて投資家を前にピッチを行うのである。

彼らが構築したウェブサイトは必見である。このサイトを通して、バスの現在地点をオーディエンスは随時確認することが出来、旅中のつぶやきをジオロケーション形式で表示もする。

それと同時に、スタートアップバスのTwitterアカウントをフォローすることで、リアルタイムな情報を入手することももちろん可能

このアイデアの生みの親は現在サンフランシスコ在住のオーストラリア人であるElias Bizannes氏だ。同氏は自らがスタートしたオーストラリアのテク系起業家が集うシリコンビーチグーグルグループにてこのアイデアを発表した。

それ以降、オーストラリアのテクコミュニティーからのサポートは相当は熱を帯びている。しかしこのバスに搭乗している起業家はもちろんオーストラリア人だけではない。参加起業家の顔ぶれは国際的なタレントがミックスされ、彼らは『今』人生において一生忘れない経験を味わっている

また当アイデアはメディアにおいても多大な話題を呼んでいる。その多くがポジティブなレビューを残す一方、ある人々はこの実験を通して生まれるスタートアップの質に疑問を投げかけている。

しかしこういった批判はこの旅において最も重要な点を無視しているのではないだろうか。誰も2日間で世界級のスタートアップが容易に出来るとは考えていない。しかもバス内でだ。そうではなく、本質的なポイントは、48時間という時間的制約の下で、起業家間でどういったシナジーが生まれ、緊張の中でどれだけのアイデアが生まれるのかを試す最高のエクスペリエンスになるという点だ。

覚えていて頂きたいことは1つ。
この旅は48時間で、彼らはこの瞬間も動いているということ
ハッシュタグは#startupbus, Twitter アカウントは@thestartupbus
是非動向を見逃さないように。

**和訳 終了**

自分はこのアイデアが大好きです。
やはりプレッシャーの中でどれだけアイデアを出せるのか。
どれだけ初対面の仲間といきなり共鳴できるのか。
起業家として、アーティストとしての才能が本気で試される場だと想います。

自分も是非参加したいイベントの一つです。

そしてこの企画においてソーシャルメディアをがっつり活用し、1つのスタートアップムーブメントを起こそうとしている点も素晴らしい

48時間という制約があるから、その儚さ故に、我々は俄然盛り上がれる。

やはり、制約だったり壁の存在は、人生において常に直面し、かつ徹底的に活かせる力になると想います。

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