2010年2月9日火曜日

Chasm Bridge 29: ソーシャルメディアでレバレッジを利かす7つの『賢い』マナーとは? #wondershake

本日は非常に多くの方と語り合いました。
ある人とはラテンアメリカの旅について語り、大学の同級生で現在チリに留学中の友人ともスカイプ。
そしてQualcomm社員兼Room to ReadボランティアのK氏とディナー。事業についてのアドバイス・サポート、スタートアップに必要な価値についてアツく語った2時間、勉強になりました。
またその後は、起業関連の授業プロジェクトMTG。こちらの学生と議論、議論。

そしてK氏と語っていて、確実に大事だと感じたこと。それは事業スタートの際には『ユーザーの声を心から大切にする』ということ。フィードバックを本当に大切にすること。新たなサービスが毎日発表される中で一体ユーザーはどういったUI,コンセプト、互換性を求めているのか?



以前紹介したブログでも、著名ベンチャーキャピタリストのGuy Kawasaki氏が述べていましたが:
Don't Worry, Be Crappy
とにかく一歩を踏み出すこと。実世界にアイデアを出すことで、あなたは人々からフィードバックを貰える。
トライアル&エラーからアイデアを発展させることが全てだ。

とにかく、ダイブして、自身の経験と共にリアルを感じろ、そう改めて悟る大事な夜でした。

さて、『Listen』という言葉から連想するのはもちろんコミュニケーションをベースとするソーシャルメディア。
本日お送りする記事は:7 smart rules of social media manners
投稿主は:Damn I Wish I'd thought of That!というマーケティング全般に関する広く・深いブログ記事を発信しているAndy Sernovitz氏です。

改めて、最低限私達が必要なマナーについて確認したいと思います。
どうぞお楽しみ下さい。

**和訳 開始**

Cisco社のChristopher Burgess氏が強調する、ビジネスのためにブログ(人生)がもつポテンシャルを最大化する際のアドバイス。それは以下の7点だ。

1.あなたには責任がある:

やり直しは利かない世界に私達はいることを認識して欲しい。ここで指針となる格言、それは『Once posted, forever toasted(一度投稿されたら、下には戻れない)』である。この言葉は、あなたが発信する情報、データ、コンテンツが世界中の人間にとって公開された時、それらは半永久的にウェブ上に残り、その結果は良かれ悪かれあなたの下にいずれは戻ってくることを示唆している。

2.ルールに従う:

個人が自身の行動に対する説明義務があることは、説明や演説等における基礎原則といえる。企業の内密情報は共有しないこと。クライアントについては触れないこと、それらは基礎ルールだ。

3.気配りを忘れずに:

あなたの意見が他人のものと一致しない場合は多々あるかもしれない。確かに他人の意見は、あなたの視点とは全く正反対のものかもしれない。しかし、ここで重要なのは気を配り、他人との差異を認めること。何故ならこの差異が、対話を始める機会になり、対話とは人間同士がお互いを理解し合うための『道』となるからだ。

4.決して敬意を忘れてはいけない

人と交流、繋がる際には相手に尊敬をもって接しよう。嫌みや嘲笑は相手によって理解されることはないし、誤解の原因となる。そうではなくて、直球で飛び込もうじゃないか。前提として、個人は自身の時間を割いて彼ら・彼女の意見を共有してくれてるのである。自ら・事業を改善するチャンス、成功への洞察力は『顧客やパートナーの声を聞く』ことにかかっているのだ。

5.『あなた』でいて欲しい

あなたの自身の声を活用しよう。人工的だったり誰かから借りた言葉を使う等のアプローチは取らないこと。サービス利用の初期段階で、『企業人』として振る舞うのか、『あなた』だけの本来の声を活用するのかを決定しよう。もし前者ならば、状況に合う形で(企業ブランドと繋がる形等)、『あえて』自身の考え・思考を表現しよう。もし後者ならば、雇用主について語る際に『あえて』詳細をフル公開しよう、そうすることでユーザーはあなた自身の個人的な『価値観・意見』が分かるのである。

6.誠実さが不可欠

自身の『直接的な意見』の代わりに、立証されていない情報のごちゃ混ぜ記事や、ばればれな不誠実さをユーザーと共有すること程あなたの信頼性を抹殺することはない。誠実さは、オプションではない。それは必須条件なのだ

7.付加価値を提供する

上記を踏まえて、価値を自身の発言に付加しよう。誰も昔の情報、方法論に関する焼き直しには興味などない。あなた自身の声を述べ、ソリューションを提示し、それらをオーディエンスが理解出来る『価値』として提示しよう。

**和訳 終了**

上記の7点、どれも人生においても重要な指摘だと思います。

現在の構想中事業のコンセプトに関しても通じますが、『Re-Design&Re-Define』がますます大事になってくる時代に私達は生きていると感じます。

既に存在する価値を、自分の『見方・感じ方』で再定義(自身で言語化)すること

溢れかえる情報やルール(WHAT)に盲目的に支配されずに、自分で世界・人生というキャンバスを塗り替えていく(WHY&HOW)。自分の色を見出し、それをもって世界中の人間と一緒に美しい絵をデザインする。

私はそんな世界を目指して、日々活動しています。

ソーシャルメディアでも、その原則は当てはまると感じます。

とにかく、正直に、アツく、相手に感謝と敬意を持って接する。そんな自分を一瞬一瞬本気で出していくこと

2月の2週目、良いスタートが切れました。

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