2010年1月28日木曜日

Chasm Bridge 19.2: I-PadがKindleを『消滅』させる4つの理由、またそれを妨げる4つの理由とは? #wondershake

さて、明日はアフリカの歴史に関する授業の中間テストですが、息抜きにブログを書き続けます。
もちろん内容は前回に引き続き:4 Reasons the Kindle is Dead, 4 Reasons It’s Not
投稿主は:Josh Catone氏です。



今回は、キンドルが何故まだi-Padに対して負けていないかを確認していきたいと思います。議論は大分甘いのですが、キンドルの機能性についてもう一度考えるきっかけとして捉えて頂ければと思います。

どうぞお楽しみ下さい。

**和訳 開始**

キンドルがまだ死んでいない4つの理由

1.E-Inkディスプレーの豪華さ

確かにタブレットは公開されたが、それが販売開始になるまでには数カ月の期間が必要とされる。その中で、未だi-PadのバックリットIPS LCSDスクリーンのパフォーマンスについては疑問が残る。(アップルが管理する好環境では上手く機能するようだが・・)それがどんな環境・長時間の読書にでも適しているかは分からない。しかし現時点で確かなのは、アマゾン・キンドルに用いられるE-Inkは読書をする際にどんな環境でも最高の読書体験を提供してくれるということだ。

キンドルがiPadに対して優位性がある分野があるとすれば、それは間違いなく全環境(日が照っている野外、屋内、長時間のブラウズ)での読書体験に適したスクリーンを搭載しているということだ。もしiPadのスクリーンが巨大なiPhoneと変わらないのであれば、初期のレビューが述べている通り、それは長時間ののんびりとした読書には不適切なデバイスなのかもしれない。

2. 無料の3Gサービス

確かにiPadは499ドルから始まるが、データを確認するとその値段は意外にも早く上がっていくことに気づくはずだ。3Gバージョンに関しては130ドルのプレミアム価格(つまり3G搭載デバイスは最低629ドルかかる)で提供され、データプランは最低でも14.99ドル/月かかる。

その間、キンドルは世界中で利用可能な無料の3G機能がデフォルトでついてくる。その機能としてはiPad以上のことは出来ないものの、あなたと世界が常に繋がっていることは確実に保証をしてくれるはずだ。
小サイズ、バージョン6"のキンドルは259ドル、かつ無料全世界対応3Gが付いてくることを考慮すると、キンドルは値段に関しては確実にiPadに勝つ模様だ。

3.膨大な図書セレクション

アップルが魅力的な出版パートナーリスト(Penguin, Simon and Schuster, HarperCollins, Macmillian and Hachette等)を発表したものの、それらがキンドルが提供するセレクションを一気に超えることは難しいはずだ。キンドルは現時点で40万冊の書籍、新聞、雑誌、そしてブログを提供し、そして最近の出版会社への対応転換もあって、より多くのタイトルがキンドル上に集まる流れが出来るだろう。

もちろんiPad上でアマゾン・キンドル用のiPhoneアプリは起動出来るものの、現時点ではキンドルの方がより豊富な書籍量を誇っているといえる・・はずだ。

4.尋常ではないバッテリー継続時間

スティーブン・ジョブスによると、iPadのバッテリー継続時間は10時間、かつそれ以上に望ましい1ヵ月分のスタンドバイ・タイムも保証されている。しかし、もし10時間バッテリーを丸ごと継続させたいのなら、ユーザーエキスペリエンスに負の影響を与えること(スクリーン証明度を下げる、WiFiも停止する、動画を再生しない等)も覚悟しなくてはいけないだろう。その反面、キンドルはワイヤレスを接続した状態で1週間分の読書時間を確保し、ワイヤレスがオフであれば2週間分もバッテリーが保たれるのである。

もしあなたの興味が『読書』に集中しているのであれば、充電機いらずに1週間分の旅を共に出れるキンドルを選んた方がスマートなのかもしれない。もしiPadを携帯すれば、飛行機を降りた時点で充電が死んでいる可能性が高い・・最悪、飛行時間が長ければそれ以前にバッテリーは切れているかもしれない。

**和訳 終了**

正直、キンドルがiPadに勝つ理由として挙げられた4点は弱い。

確かに読書のみを求めるユーザーにとって全環境対応のE-Ink使用は重要かもしれない。
しかし、iPadの売りはジョブスが述べた様に、『既存のE-bookも、ラップトップも超える』ことにある。

読書だけで物足りない・・・という時点で、もはやキンドルは眼中にない可能性が高い。

それを踏まえて、iPadの真のターゲットは誰なのか?
今晩はルームメイトとこの点について、じっくり議論をしていました。

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